あなたは、気づいたら“私”が始まった

“私”の誕生と名前
覚えていますか?
突然、あなたは始まりました。
この突然の言いようのない衝撃はこうも言い換えられます。
「気づけば、そこには“身体”と“外の世界”が始まっていた」
そして、これは「私」らしい。
そして、これが「生」というものらしい。
「○〇」という名前を頻繁に呼ばれているこれが“私”なんだ。
あなたは鏡に映る身体をみてそう思うようになった。
はじめは、言葉では言い表せないような不思議な感覚と、世界の多様性にとまどいながらも、
あなたはすぐに受け入れ、慣れて、それが当たり前になっていく。
“私”としての自覚がはじまり、「私=個人」として生きているうちに、あなたはあるとき、こう思うかもしれません。
「私は誰か」という問い
この問いは誰もが一度は気になった問いかもしれません。
振り返れば人生のあらゆる瞬間に、その問いが呼応しているように感じたことはないでしょう
なぜなら、あらゆるものは「変化」していくから・・・。
身体も外部の環境も変化してしまった。
だけど・・・“私”はずっと“私”のまま。
「私は存在している感覚だけは生まれてから変わらない・・・」
「で、その先は?」
ここは、その内なる声に従って、人生を旅する人のための場所です。
このサイトの名前「パラトゥリクス」について
「パラトゥリクス(Paraturyx)」
それは、言葉にできない“それ”を少しでも指し示したいという願いから生まれた造語です。
難解に感じるかもしれませんが、この名前には、あなたがすでに“それ”と共にあるという確信も込められています。
意味としては3つの単語が元になっています。
「パラ」、「トゥリーヤ」、「パラドックス」
以下説明
パラ(Para)
- 超えるということ。「超越」「究極」を意味します。(サンスクリット語)
- ヴェーダ哲学では「パラブラフマン(究極の実在)」として、すべての属性や概念を超えた「絶対的な“それ”」を示します
トゥリーヤ(Turiya)
- 目覚め・夢・熟睡という3つの意識状態を超えた、言語を超えた沈黙の意識
- 在るでもなく、無でもなく、ただそれであるもの
- ウパニシャッドに語られる、「第四の意識状態」
パラドックス(Paradox)
- ギリシャ語由来。「一見矛盾しているが、深い真理を含む逆説のこと」
- 禅の公案、「私は在る」と「それすらも超えている」など非論理的に見えて、深いリアリティを含む霊的表現の中核
「パラ」+「トゥリーヤ」+「パラドックス」
この3つのエッセンスが統合され、「パラトゥリクス」といいます
TOこのサイトではこの「根源とはなにか」
「対(二元論)のない絶対とは」
「究極の意識とはなにか」そうした問いをテーマに記事を更新していきます。
あらゆる概念を超えた「それ」について言葉で表現すると、
確実に逆説(パラドックス)的な言い回しを避けては通れません。
(なぜ逆説的表現になるのか、という部分も丁寧にひも解いていけたらと考えています。)
そのため、逆説さえも統合し、超えていく。そんな願いを込めてパラトゥリクスと命名しました。
このサイトの方向性
このサイトでは、目覚め・悟り・覚醒に関心を持つ方が、必要な知識と気づきを深められるような記事をお届けしていきます。
「真理探究」って呼び方は色々ありますが、(不二一元論や、非二元、アドヴァイタ、禅、ヨーガ、TAO(タオ)、など)
指し示している方向性はおなじ。だけど、どの段階の話を、“どのあなた”に向けて伝えているのかが混雑していることが多いのです。
たとえば悟りを、山の頂上にたどり着くことだとしましょう。
北ルートや南ルート、さまざまな登り方があります。
まだ登り始めの人。
中腹の人。
登頂付近の人に語る言葉が違うのは当然です。
大げさに言えば登山をしたことも、興味もない人に、「もうあなたは山の頂上にいるし、登山なんて幻想だよ」と伝えても、
聞く側は「……えっ?」となるだけでしょう。
(ちょっと長くなるので続きの説明が気になる方はこちらから。→悟りには段階やレベルがあるのか)
そのため、パラトゥリクスでは、登山に興味のある人だけが訪問しやすいように変わったサイト名になってしまった・・・とも言えそうです。
そして、興味のある人なら、できるだけ、どの状況立場からも一貫して核となる大事なテーマを扱いながらも、
「即時的な理解」と、「段階的な理解」につながる記事を同時進行で投稿していく予定です。
一貫した、中心テーマはこちら↓
「私は誰か?」
私とは何なのか、そして、なにが私ではないのか?
「世界とは何か?」
この世界、この宇宙、これは一体なんなのだろう。何からこれが流出したのか?
「それすらも超えた“それ”とは何か?」
私がこの世界に生まれる前の“私”とは?
本来のあなた自身、つまり真理そのものであるあなたを、再び思い出す。
そんな学びと、体験を共有する場でありたいと思っています。
このサイトを読む方へ
このサイトは、以下のような人に向けています:
これからの案内 (予定)
まずは以下のページから、ゆっくり読み進めてみてください:(準備中)
- はじめに:このサイトを訪れたあなたへ
- 川嶋良青のプロフィール
- 記事の読み方・進め方ガイド
- セッションのご案内(準備中)
さいごに
「パラトゥリクス」は、私・「川嶋良青(かわしま りょうせい)」が、
自身の探求時代に書き残しておいたメモや日記から、
「あのときこのこと知りたかった・・・」
「けど、どこにもその情報や対処法や、なぜこうなのか?というヒントがなかった・・・」
と感じた困ったり誤解したことなど、過去の自分を想定して、題材を決め書いてく予定です。
ですが、自分の道はかなり変わっていたし、人それぞれ個性が違うため、それも限界があるでしょう。なので、あなたの声は非常に参考になります。お気軽にお問合せください。
今後、文章や表現は変化し続けるかもしれません。(おそらくそうなるでしょう)
けれど、あなたの“何か”にそっと触れるものがあれば、それがこのサイトが存在する理由です。