あなたが肉体が自分だと思い込んでいたら、
あなたは個として世界を見るでしょう。
あなたが主体で世界は対象として外部に現れるでしょう。
しかし、真相的にはあなたは絶対の領域にいる。
そして、相対的には、つまり、時空の中でのあなたとは、実際には意識なのです。
あなたは意識としてただ在ります。
そして、意識それ自体には気づき、つまり意識として存在するだけでなく、同時に認識しています。気づいているのです。
そのため、あなたは意識としてただ在りながら、あなたの中に様々な五元素と三つの気質で組み合わされた運動を巻き起こしているのです。
それは夢のようなもの、映画のようなもの、
そのため物語が展開します。
しかし、それはあくまで表面的にです。
意識さえも知らない、絶対としてのあなたは、
時空の領域さえ超越しており、
自身の存在を知ることもなく、
ただ、不可思議性そのものとして、
在ることもないままに、在るのです。


