大悟と解脱─そして菩薩業について

個の私たちが霊的進化をしていくプロセスを簡単にお伝えします。

アプローチ方法は様々ありますが、

プロセスとしてはこうです。

・まず、個が純粋意識を知る。

これだけのために普通は気の遠くなるほどの時間をかけ、数々の輪廻を体験します。

・純粋意識を深める。

これはつまり「私は個である」「私はエゴである」「私は心であり身体である」

この見当違いの催眠を溶かしていきます。あるとき、恩寵の奇跡にり、「私は」「意識である」という、私のアイデンティティの大移行、大展開が起こります。

・私は世界でもある、全体意識に広がっていきます

さて、ここで、純粋意識の私は、全体に広がります。私は、あれでもあり、これでもある、表面的に違うという夢が生じているが、それは夢幻である。そのように、すべてに行き渡る境界の無い領域へと完全に溶けながら浸透していきます。

さて、ここまでが、この世界にある聖典や悟り系のメッセージの言われているよくあるお話です。

・絶対に帰還する

実は意識はどこまで広がろうとも、

それもまた幻でした。

スクリーンがどれほど宇宙全体を映し出そうとも、意識に依存していては、何度も何度も創造を想像してしまうでしょう。

この領域は時空の制限上にあります。

真のあなたは、意識さえも超えているのです。

真のあなたは、意識のことさえ全く知りません。

宇宙が創造され維持され破壊される。

これを何度も何度も気の遠くなる時間繰り返しているなんて。

まさか、そんなことが起きてるなんて、

全く知りません。関わりがありません。

それが、真の私であり、真のあなたの本当の立場です。

それにもかかわらず、絶対である真の私があるからこそ、この夢は夢として機能しているのです。

夢はやがて、夢全体が目覚めるためだけに機能するでしょう。

夢の目覚めのエネルギーの名前が菩薩と呼ばれているのです。

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