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ゆるトゥリクス
失われた純粋意識
「パラトゥリクスでは、初めは純粋意識のテーマを中心にしようという予定で記事を書こうとした」 ところが面白いことが起きた。というか知った。 「絶対意識そのもの」の立場からしたら、純粋意識さえもどこかに消えてしまう。 どんな概念もそこでは成立し... -
物語・エッセイ
私の探究遍歴 ② 身体が消えた朝
「なぜ真理探究をしたの?」 こう聞かれることがあります。 実のところ私は、自分が真理探究の道に入るとは思ってもいませんでした。 確かに小さい頃から不思議なことに想いを馳せたり、そういう出来事はありました。 小学生の頃、「地獄先生ぬ〜べ〜」が... -
問いと応答
自由意志ってあるの?
問い 自由意志はあるのでしょうか。それとも、すべては決まっていて、私たちに自由意志はないのでしょうか? 応答 「絶対意識」の立場から言えば、自由意志は「ある」と「ない」のどちらかではなく、その両方を超えています。 たとえば昼になって、「今日... -
物語・エッセイ
不滅の意識
閉館を告げるベルが、何度か鳴った。 窓の外は、ずいぶん暗くなっていた。 館内にいた人たちが本を閉じ始めた。読みかけの沈黙が辺りをつつむ。 伏せられた本はどれも、まだ誰かの途中を抱えたまま、机の上にそっと置かれていた。 出口へ向かうと、扉の前... -
問いと応答
眠ると楽になるのは、本来の自分へ戻っているから?
問い 起きている間は悩みや不安がありますが、眠っている間はそれらから解放されています。 眠ると楽になるのは、本来の自分へ戻っているからでしょうか。 応答 たしかに熟睡中は、悩みを持つ「私」が現れていないですからね。笑 名前も、過去も、予定もな... -
物語・エッセイ
創世記 ④ 扉を叩く音【完】
何かを失う。 それは人かもしれない。 場所かもしれない。 これまで自分を支えていた未来への希望かもしれない。 失った直後は、そのことだけで頭がいっぱいになる。どうすれば戻せるのか。何が間違っていたのか。一体この苦しみは、いつ終わるのか。考え... -
物語・エッセイ
見つかっていないものを探しに
空中に咲く花があると言われても、たぶん誰も信じないだろう。 根も葉もないとは、まさにこのことだ。土に触れてすらいない。 こういう話は、すぐに「ないもの」として片づけられる。 だが、湖の底に、まだ見つかっていない巨大な生物がいると言われると、... -
ゆるトゥリクス
パラトゥリクスは、たぶんナマコ期間に生まれた
その当時私は、もうやることがなくなってしまったので、何かを書き残そうとしていた。 しかし、そのまるで遺書のような文章を、ノートに書くのは難しかった。 それでWordを立ち上げたのである。 文字を打ちながら、最初に考えたことは、 「パラトゥリクス... -
物語・エッセイ
夢から覚めたという夢
朝、夢から覚めた直後。確かに見ていたはずのいつもの部屋が、急速に消えていくことがある。 どこか知らない町を歩いていた。たしか乳白色の机の引き出しを開けると、その向こう側には別の町があり、さらに奥の方に海がみえた。 空は薄い緑色で誰かの声が... -
物語・エッセイ
創世記 ③名前という契約
どこか懐かしいような、天井がある。 部屋のどこかから、一つの音が飛んできた。 「○○○」 そこにあったその身体が、わずかに震え、顔を動かした。 向こう側で、誰かの顔が笑っている。 すると、つられるようにその身体も口を大きく開いて笑った。 身体の奥...
