言葉と構造– category –
悟り、意識、真我、世界をめぐる言葉とその背後にある構造を扱う。
-
言葉と構造
呪いの正体 ② 呪いは、なぜノロいのか
前回の記事の最後で、私たちにとっての「呪い」とは、もともとの意図が分からないまま影響を受けることなのか、それとも物事が終わるまでに、あまりにも時間がかかることなのかと書いた。 私にとって、呪いの恐ろしさは後者にある。 もっと直接的に言えば... -
言葉と構造
世界は、認識される前から完成しているのか ④【完】
真我は、世界を見ている主体なのか ここまで、世界、過去、時間について見てきました。 世界は、認識される前から完成したものとして、ただそこにあるように見えます。しかし実際には、世界は最初から意味や関係をともなって現れていました。 過去も「現在... -
言葉と構造
呪いの正体 ① 祝福だったものは、いつ呪いになるのか
「呪い」と聞くと、あなたは何をイメージするだろうか。 ある日、その人は信じていた相手に裏切られた。 家へ帰ると、その人は自分の子供にこう言った。 「人のことは簡単に信用するな」 子供には、その言葉が生まれた事情は分からない。 だが、のちの人生... -
言葉と構造
世界は、認識される前から完成しているのか ③
時間は、出来事が入る容器なのか 私たちは普段、時間を一つの容器のように考えています。 時間[過去|現在|未来] その時間の中で人が生まれ、数々の出来事が起こり、やがて人は死を迎えます。 時間という大きな枠が確固として前提にあり、その中を世界... -
言葉と構造
世界は、認識される前から完成しているのか ②
会っていなかった五年間は、どこにあったのか 駅の改札を抜けると、少し向こう側で手を振る人がいます。 五年ぶりに会う友人です。 近づくと、「久しぶり!」とテンション上げて盛り上がります。 雰囲気はあの頃と変わらないけど、服装や話し方は前とちょ... -
言葉と構造
世界は、認識される前から完成しているのか ①
ようこそパラトゥリクスへ。 あなたが行ったことのない海外の国を思い浮かべてください。 アメリカでも、アイスランドでもスペインでも、詳しく知っている国でも名前しか知らない国でも構いません。 私たちは今その国を思い浮かべると、その国があることを... -
言葉と構造
欲深い人は悟れないのか
欲は悪いものなのか ようこそパラトゥリクスへ。 心理学では、欲や、欲求は人を動かす力として扱われます。一方で、仏教では欲への執着が苦しみを生むと語られてきました。 では、欲深い人は真理から離れているのでしょうか? 欲求を自然に生きてきた はじ... -
言葉と構造
真我には個性はないけど、人間には個性がある
完全なものには個性がなく、不完全なものには個性がある 私たちは、悟りや真我探究の方面の話に触れる時、さまざまな宗教や教えや伝統から、ステレオタイプの型やイメージを思い浮かべてしまうことがあります。 こうならないといけないような気がするとい... -
言葉と構造
熟睡中の空白と、消えない存在
私たちは「3つの意識状態」を経験している 今回は、私たちは毎晩知らないうちに世界を失っているというお話になります。 起きている時は日常と呼ばれる現実があり、眠ると夢の世界が現れます。 さらに深く眠り熟睡に至ると、その夢さえも消えてしまいます... -
言葉と構造
真理探究って、人生をよくするためのものなのか
ようこそ、パラトゥリクスへ。 たとえば探究者の方から、「瞑想とは何ですか」「真我とは何ですか」「至福とは何ですか」「意識や気づき、明け渡し、非二元とは何ですか」と聞かれたとします。 私は、このようなテーマについて聞かれると、相手の関心によ...
