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鑑賞・人物
イエス・キリストの生涯を真理探究の地図として読む ③ 神を愛していた「私」の終わり【完】
前回の記事では、イエスが神殿へ入り、そこで商人や動物、鳩まで外へ出していく場面を見てきました。 マイスター・エックハルトは神殿を人間の魂として見ました。パラトゥリクスではこれまで、世界そのものも意識の中に現れるものとして何度か扱ってきまし... -
言葉と構造
バケツと月 ②【完】
前回、月とたくさんのバケツが並ぶ庭の話をしました。 バケツにはそれぞれ違う色の水が入っていて、その色を人間の心や傾向として見てきました。 今回は、その水面に映っていた「月」の方の話です。 * 水の色が濃いあいだ、その人にとっては自分の色が「... -
言葉と構造
呪いの正体 ③ 宇宙は、なぜ終わりたくないのか【完】
前回の「呪いの正体 ②」の記事では、呪いの正体は「ノロいこと」だと書いた。 この完結編は、なぜ、すべてはこれほどノロいのかという話になる。 ひとつのドラマが終わった瞬間、形や色を変え新たなドラマが繰り返される理由。 その答えは驚くほどシンプル... -
言葉と構造
世界は、認識される前から完成しているのか ④【完】
真我は、世界を見ている主体なのか ここまで、世界、過去、時間について見てきました。 世界は、認識される前から完成したものとして、ただそこにあるように見えます。しかし実際には、世界は最初から意味や関係をともなって現れていました。 過去も「現在... -
問いと応答
悟ると「愛しかない」とは、どういうことなの?
問い 自愛や自己愛についてはどう思いますか? 悟ると「愛しかない」と言うけど、どんな感覚なの? 応答 そうですね。まず自愛、自己愛の話から。 自分を愛することは、個人として生きるうえで実際に役立ちます。 たとえば、来週の水曜日にあなたの人生に... -
物語・エッセイ
「あなたはすでにそれだ」と言われたのは、誰なのか
「あなたはすでにそれだ」 探究をしていた頃、この言葉に出会うたびに私は少し安心した。 探していたものは、ここにある。もう、遠くまで行かなくていいし特別な何かにならなくてもいい。これでようやく長い旅を終えられるような気がした。 けど、そのすぐ... -
問いと応答
探究した結果、結論はどんなものだったの?
応答 これは一つの結論にまとめるのは難しいですね。 さいごのさいごは、これだ、という何か到達領域があったという話じゃなく、 あらゆるすべての文字通り「なにもかもが」成立しない一点に収束されます。 ただ、最も決定的だったことを言うなら、私は「... -
問いと応答
自由意志ってあるの?
問い 自由意志はあるのでしょうか。それとも、すべては決まっていて、私たちに自由意志はないのでしょうか? 応答 「絶対意識」の立場から言えば、自由意志は「ある」と「ない」のどちらかではなく、その両方を超えています。 たとえば昼になって、「今日... -
物語・エッセイ
夢から覚めたという夢
朝、夢から覚めた直後。確かに見ていたはずのいつもの部屋が、急速に消えていくことがある。 どこか知らない町を歩いていた。たしか乳白色の机の引き出しを開けると、その向こう側には別の町があり、さらに奥の方に海がみえた。 空は薄い緑色で誰かの声が...
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